仕事の指示の受け方2

仕事ができるようになるコツ

勝手に仕事を引き受けて注意を受ける理由を説明します。
ちゃんと上司が説明をしてくれればいいのですが、「次から注意してね」で済まされることも多いですよね。

会社にいる人は、大きく2つに分けられます。
(1) 一般社員
(2) 幹部

一般社員は新人からベテランの主任、係長まで、幅広くいます。
幹部はというと、テレビとかで見るいかにも偉そうな人ではなく、課長以上の人が幹部となります。

一般社員と幹部の違い、それは業務に対して責任を負っていることです。
一番上の幹部である、社長は会社に関して全責任を負いますが、その責任は細分化されていき、一番下の課長に割り振られることになります。
そのため、物の手配や外注、書類の承認などは課長以上からとなります。
逆に課長より下には何の承認する権限も無いため、注意して下さい。

課長の権限には業務を部下に割り振ることも含まれてているため、部下であるあなたが勝手に業務を行ったりすると権限違反となります。

もしそれで問題が起きると責任問題となります。
課長は監督不行き届きとしてさらに上の人に怒られる訳ですね。

整理すると以下になります。

OJTも業務のやり方を指導するという理由で、あなたに業務を指示する権限を一部譲渡されています。
そのため指示は素直に聞きましょう。

大きな組織、例えば工場などでは課長一人では多数の部下を見切れないので、係長、班長などに権限を一部委譲しています。
そのような場合は係長、班長の指示に従いましょう。
ただし、報告する機会、例えば朝礼、終礼、日報などで何を指示されて実行しているのか伝えるようにしましょう。

これまで上司という曖昧な言葉を使っていましたが、基本的にあなたに指示をする権利を有している人を上司と呼んでいいと思います。係長や主任が課長に指示の権利を委譲されていれば、上司となります。

以上が何故勝手に業務を引き受けていけないのか、その理由となります。
次回はルールを守る必要性について説明したいと思います。

その他

仕事の進め方全般については以下をご覧下さい。

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