電気・電子回路の法則

電気回路

この記事では電気・電子回路の法則について説明をします。
回路の法則は回路網を解析して電圧、電流を求めるために必要となります。
大別すると2つしかないのでしっかり覚えましょう。

【まとめ】電気・電子回路の法則
最初にまとめです。
オームの法則とキルヒホッフの法則の2つで回路網の計算を行えます。
他に計算を便利にする定理がありますが、それについては別の記事で説明をします。
オームの法則

オームの法則は導体における電圧と電流の比例関係を表すものです。
比例係数は抵抗となります。
I=V/Rと変形したものもオームの法則と呼んでいる場合があります。

 

オームの法則は直流だけでなく交流についても成立します。

 

一方、導体ではなく半導体に対してはオームの法則は成立しません。
電圧と電流が比例の関係にならないためです。

 

キルヒホッフの法則

キルヒホッフの法則は2つあります。
1つは電流に関するもので、もう一つは電圧に関するものとなります。

  • 第1法則(電流則、KCL : Kirchhoff’s current law)

回路網中の任意の結合点について、流入、流出する電流の総和は等しくなります。

 

  • 第2法則(電圧則、KVL : Kirchhoff’s voltage law)

回路網中の任意の閉回路について、起電力の総和と電圧降下の総和は等しくなります。

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