回路記号

電気回路

この記事では電気・電子回路の回路記号について説明をします。
回路記号は新旧の規格が混在しているため、同じ素子でも違う表記がされており混乱します。
片方だけ紹介するのではなく両方紹介することで理解しやすいようにしています。

目次
  1. 【まとめ】回路記号
  2. 回路記号の規格
  3. 抵抗器
  4. キャパシタ(コンデンサ)
  5. インダクタ(コイル)
  6. 電源
1. 【まとめ】回路記号
最初にまとめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.回路記号の規格

回路記号の規格はJIS C 0617で定められています。
これを新JISと呼びます。
JIS C 0617は国際規格のIEC 60617に基づいているため、その回路記号を用いた回路図は海外でも通用します。

JIS C 0617は1997年に制定されましたが、それまではJIS C 0301が用いらていました。
これを旧JISと呼びます。

旧JISは廃止されており本来ですと新規の図面は全て新JISの回路記号で作成されるべきですが、旧JISで作成されていることが多いのが実態です。

3.抵抗器

抵抗器には固定抵抗器、可変抵抗器、半固定抵抗器、抵抗アレイ、サーミスタがあります。

ここでは代表として固定抵抗器の回路記号を示します。

 

 

 

4.キャパシタ(コンデンサ)

キャパシタンスの回路記号には以下の種類があります。

  • 固定コンデンサ
  • 電解コンデンサ
  • バリコン
  • 半固定コンデンサ
  • 貫通コンデンサがあります。

ここでは固定コンデンサと有極の電解コンデンサの回路記号を示します。

 

 

 

 

 

5.インダクタ(コイル)

インダクタの回路記号には以下の種類があります。

  • 空芯インダクタ
  • コア入りインダクタ
  • 過飽和インダクタ
  • フェライトビーズ

ここでは代表として空芯インダクタの回路記号を示します。

 

 

 

6.電源

電源には以下の種類があります。

  • 電池
  • 定電圧源
  • 定電流源

以下にそれぞれの回路記号を示します。

 

 

 

 

 

 

 

 

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