この記事では電気・電子回路の物理量について説明をします。
本等を読んでいると突然数式に物理量が登場して面食らうことがあります。
そのような時に辞書代わりに使えることを想定しています。
目次
- 【まとめ】電気・電子回路の物理量
- 電圧
- 電流
- 電気抵抗
- 静電容量
- 自己インダクタンス
1. 【まとめ】電気・電子回路の物理量
最初にまとめです。
2.電圧
- イメージ:
電気を押し出す圧力のこと - 数式記号:
アルファベットの大文字「E」か、単位と被るが「V」で表すことが多い - 単位:
V (ボルト) - 定義:
2点間の電位の差。
3.電流
- イメージ:
電気が流れる量のこと - 数式記号:
アルファベットの大文字の「I」で表すことが多い - 単位:
A (アンペア) - 定義:
単位時間に流れる電荷の量。
4.電気抵抗
- イメージ:
電気の流れにくさのこと。 - 数式記号:
アルファベットの大文字の「R」で表すことが多い - 単位:
Ω (オーム) - 定義:
1Ωの抵抗に1Vの電圧を印加すると1Aの電流が流れる。
5.静電容量
- イメージ:
電気を蓄えられる量。 - 数式記号:
アルファベットの大文字「C」で表すことが多い。 - 単位:
F (ファラド) - 定義:
1Fの静電容量に1Vの電圧を印加したときに蓄えられる電荷は1Cである。
6.自己インダクタンス
- イメージ:
電流の向きが変わったら、ばねのように反対方向に電圧を発生させる。 - 数式記号:
アルファベットの大文字「L」で表すことが多い。 - 単位:
H (ヘンリ) - 定義:
1Hの自己インダクタンスは電流が毎秒1Aの割合で変化するとき、インダクタに1Vの誘導起電力を生じさせる。
コメント